
Twitter「ジブンガタリ。」277P
フォロー0、ツイートは全て手書き、必ず落書きを入れる、という縛りで始めたTwitter-日々ジブンガタリ
もう誰の顔色も伺わない。
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「Light My Fire。」
クラシック漬けで過ごしてきた僕も、
ドアーズやLight My Fire(ハートに火をつけて)は知っている。
先輩は音楽に興味がなかった。
歌っているのを見たことはないが、
きっと下手だったに違いない。
そういえばマキタに始まって、
歌が上手な人と仲良くなったことがない。
僕や村木はピアノは好きだったが、
ピアノが弾けるからと言って歌がうまいわけではない。
歌が好きだったらきっとうまくなっただろう。
残念ながら僕は歌詞のある歌があまり好きでない。
タバコ同士をくっつけて火をつける動作は格好いいが、
実際やると結構コツがいる。
特に屋外では相当顔を寄せて手で風をよけないと難しい。
ライターでつけた方が確実だ。
灰もこぼれるし。
そんなことは問題じゃない。
格好いいことを真似することが
僕にとっての青春だったから。
「ただそうであるように。」
「そんなふうに人と距離が近くて何でも話せた時代が羨ましい」
というメッセージをもらうこともあります。
ということは、だいぶ僕よりも下の世代なんだろうと思いますが、
僕は明らかに浮いていたし、そんな話が好きな人もいませんでしたよ。
一つは暇だったということ。
時間だけは無闇にありました。
もう一つは「そういうことを話していい空気」があったわけでなく、
僕が勝手にそういう空気を作り出していたということだと思います。
結局そうした話が嫌いな人は
僕には近寄っては来ないので、
結果としてなにやら青春ぽい雰囲気に見えるだけなのかもしれません。
「屋上。」
校舎の屋上は重要でした。逃げ場所として。
もちろん立入禁止にはなっていて
誰でも入れる場所ではなかった。
そこがよかった。
校舎の屋上に出てみたことありますか?
その広い空の下で
見えないものを見えた気になっていたんです。