1:2020.12.31

大晦日のご挨拶

今年描いたのは1,026枚。
去年より200枚ほど減りましたが、密度は上がったかもしれません。

毎日毎日、いいねボタンや読みましたボタン、
メッセージを送っていただいたみなさま、どうもありがとうございました。

私はそれだけをはげみに生きております。
いつまで続けられるかわかりませんが、
どうぞよろしく。

2:2020.12.31

「ある年末。」

若い時は待つことができない。
今すぐ、言ってすぐ、ひらめいてすぐに実行したくなり、
相手にもそれを求めて失敗する。

人と深くつきあえばつきあうだけ気が長くなる。
待てるようになる。
許すこともできる。

僕は時短という造語が嫌いだ。

人間関係もこつこつと地味に育てたい。

3:2020.12.31

「だってかまってくれないじゃないか。」

相手にされなくて、
にべもない反応ばかりだと、
かえってそれに甘えて
意地悪もできる。

何でもいいからかまってほしかったんだよ。

それを気持ち悪いと言うのなら、
一体どれだけスムースにことが運べば満足なんだ。

自分の思い通りになんか
一度だって上手くいったことないよ。

4:2020.12.30

「間違えちゃいけない。」

どうして「ぼっち」がキャラ付けになるんだ。
誰だってぼっちだろう。
他人と合体することなんて出来ないのだから。

他人と自分の間に線を引けないから
そんな考えに流される。

僕は自分の寂しさをよく知っている。

だからこの不自然を維持することに
力を惜しまない。

7:2020.12.30

「でもそういう子が好きで。」

正直なことが本当にいいことなのかどうか、
僕にはよくわからない。

正直になればなるほど
何も上手くいかなくなる。

僕はそれに負け、
正直なままではいられなかった。

だからなおのこと、
家庭や恋愛や、そういうことでなく、
自分自身にもがいている人が好きなのだろう。

8:2020.12.29

「君は家の話をするのが大嫌いだった。」

やることはやっといて
急に大人ぶって説教みたいなことを言ったりする。

そんな内心を高校生に見透かされ、
妙な自尊心の高さから、
僕は分不相応に他人の家庭に踏み込んでいく。

そしてこうした空気から3週間ほど経った朝、
阪神大震災が起きる。

10:2020.12.29

「ぴくちゃんといっしょ。」

一人で静かに過ごそうと思っていると
大体とんでもないのがやってくる。

でもまあ狂った人は狂うのに一生懸命で、
人に気を使うとか迷惑かけてないか心配するとか、
そういうのが一切ないので、
ある意味、信用がおけた。

僕は気が狂った人によく好かれましたが、
男は気が狂うと自分語りの激しいストーカーになり、
女の子は気が狂うとはた迷惑な詩人になります。

12:2020.12.28

「優しくしたいならちゃんとしてくれよ。」

母性という、あまりよくない本能からやってくる優しさには
僕は甘えることが出来ない。

僕がして欲しかったことは、
僕がしたいことを語らなくても
僕を理解できている、ということだ。

そんなもの、誰にも背負わせられない。
孤独でよい。

優しい人間はいつも中途半端だ。
信用できない。

15:2020.12.27

「劣等感の消える時。」

僕は匿名の世界では絶対にコンプレックスや承認欲求は解消できない、と
強く考えている。

「みんな」と「僕」との関係の中では、
自分のコンプレックスを見ないふりして、
永久に先延ばしにすることしか出来ない。

僕のどんな傷もどんなネガティブも
強く自分を認める人、一人に出会うだけで
一瞬で解消した。

そんな単純に行くかよ、と悩む君たちは嗤うだろう。
結果論だ、と。

でも物事を単純に、素直に受け取ることが出来る能力も、
人から与えられなければ育てることは出来ない。

そしてそれは、やはり思春期にしか出来ないことなのだ。
現実として。