2025.6.2
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「にわか雨。」
にわか雨をちょっとかっこよく言うと驟雨(しゅうう)になります。
驟雨といえばまっさきに頭に浮かぶのは吉行淳之介。
娼婦と男の独占欲を書いた小説です。
それとは全く関係ないさみだれちゃんのイラストです。
ただ僕は、雨が降り出した時に急かされて駆け出すあの感じが好きでなく、
驟雨だろうが豪雨だろうが濡れるがままにまかせる方でした。
その感覚を共有できたのは、
同じく何が起きても何も変わらないさみだれちゃんだけでした。