「見知らぬバス停。」
さみだれちゃんと僕は10歳ほど年が違う。
何も話さないので、話で盛り上がったとか、盛り下がったとか、
そんな記憶はない。
ただ待っている。
ただついてくる。
ちょっと感傷的かも過ぎるかもしれないが、
その代わり、さみだれちゃんの感情を代弁するように、
ごうと強く、風が吹いた。
伝えたいことはたくさんある。
楽しいことばかりでも哀しいことばかりでも上手くいかないイラスト集。
さみだれちゃんと僕は10歳ほど年が違う。
何も話さないので、話で盛り上がったとか、盛り下がったとか、
そんな記憶はない。
ただ待っている。
ただついてくる。
ちょっと感傷的かも過ぎるかもしれないが、
その代わり、さみだれちゃんの感情を代弁するように、
ごうと強く、風が吹いた。
僕たちの高校の、一番人通りのない裏側に、
奇怪な形の巨大な木がありました。
僕はそれを「ラスボスの木」と呼んで、
人に見られたくない時の
待ち合せ場所によく使っていました。
授業中、小さな付箋に「ラスボス」と書いて
お互いの教科書に貼りつけたりね。
夕暮れ。
誰もいない校舎裏のラスボスの木の前で
一人ぼんやり立っているマキタは
勇者のようでもあり、
迷子のようでもありました。
全く時間を測って描く、みたいなアカデミックなことは
やらなくなりましたが、
集中して何かをやるにはいいかもしれませんね。
久しぶりにワンドロ(1時間ドローイング)をやってみました。
ちなみに1時間集中力は普段絶対もちません。
2分くらいですね。大体。
僕はスランプが訪れるほど上級者ではないのです。
でもやっぱり画力の低さというか、どうにもセンスがないことが
やりたいことの足をひっぱるので。
時々人真似をしたくてたまらなくなります。