はじめに。

作者とこのサイトについて

長谷川レイニー近影

長谷川レイニーです。
デザインをしたり、専門学校で講師をしたりしています。
同志社大学文学部除籍。
専門は哲学/美学・芸術学。

思春期や青春をテーマに、個人的なジブンガタリを描くサイトです。
登場する人物は主人公である「僕」を筆頭にいずれも実在します。
氏名など個人を特定できる情報は変更していますが、
内容は当時の日記による、事実を元にしたセミ・ノンフィクションです。

  • 20年以上経過した出来事を描く。(例外あり)
  • 時系列は無視する。
  • 事実と全く異なるオチをつけない。

が基本ルールです。

内容紹介
長編・中編

村木

青春ノンフィクションシリーズ【1】「村木」

初めて描いた青春恋愛マンガです(2016年)。
大学生となった「僕」は初めての土地でピアノ教室を探します。
そこで出会った高校生の女の子と仲良くなる話です。

さみだれちゃん

青春ノンフィクションシリーズ【2】「さみだれちゃん」(未完)

大学生活末期。
一言も言葉を話さない女の子とその辺をうろうろしながら一緒にいるお話です。

春

青春ノンフィクションシリーズ【3】「春」(未完)

高校時代の美術部とその周辺の文化部をめぐる日常のお話。

短編・シリーズ

そのせつはごめいわくありがとう。

そのせつはごめいわくありがとう。

高校の卒業式から大学入学までのお話。

「せんぱいのせいだよ。」

「せんぱいのせいだよ。」

大学美術部の「先輩」と僕とのお話。

入院日記まとめ(2017.11.23~12.22)

入院日記まとめ(2017.11.23~12.22)

43歳の時に倒れて死線をさまよった時の備忘録。

長谷川レイニー近影

トップページ

全てのマンガが描いた順番で並んでおり、年代も内容もごちゃまぜです。
ほとんどが1ページマンガですが、まれに2ページ以上ある場合は「続きを読む」ボタンが表示されます。

マンガを描こうと思ったきもち。

私は1970年代生まれ、平成元年が中学二年生に当たります。
インターネットやスマートフォン、携帯電話さえまだ影も形もなく、「のんのんびより」の世界に近いド田舎で小中高を過ごしました。

近所の同級生たちとはどうしても上手く馴染めず、どちらかと言えば女の子に混じってままごと遊びや折り紙、あやとりをしている方が好きでした。庭に出て一人で虫を集め、顕微鏡で見たりすることが毎日の日課で。

自宅
「思い出の地② 自宅」より

「青春」という言葉は、それを遠く過ぎ去った人間にだけ意味のある言葉ではないかと私は思います。
学生時代を通じて、何故僕はこんなところにいるのか、何をしているのか、僕は一体誰なのかと迷い、自問自答と葛藤を繰り返し、少しも楽しいことなどなく、ただただ毎日がイヤでイヤで仕方ありませんでした。

青春ノンフィクション69「どうでもいいみんなしね。」
青春ノンフィクション69「どうでもいいみんなしね。」

同級生が夢中になっているファミコンや部活、体育祭や文化祭などのイベントも何一つ楽しくなく、参加したい気も起きず、やればやったで何となく楽しくなって調子に乗り、一生懸命になり過ぎて結局周囲から浮き、嫌われてしまう、そして傷つく、という堂々巡りをひたすら繰り返していたように思います。

青春ノンフィクション65「きっかけ。」
青春ノンフィクション65「きっかけ。」より

そんな風に集団行動が苦手だった私は、1対1の深い関係を同級生に求めるようになります。田舎ならではの妙な横の繋がりや、疾風の速さで広まる噂の立てられ方は本当にイヤで逃げ出したく、しかし今にして思えば、自分だけが真面目に生きているのだ、という尊大な思い上がりで他人を見下していたのでしょう。
そんなイライラは我慢できないほど募り、自分のことをより正確に、もっとよく、深く理解して欲しい、また自分自身でも理解したい、と切望するようになります。

そうして経験した数々の失敗を、友達のいない私はただただ日記に書き留めていました。

青春ノンフィクション01「村木。」
青春長編「村木。」より

このサイトは、既にそうした葛藤や逡巡の思春期を遠く過ぎ去り、結婚し、毎日それなりに多忙で、過去を振り返る余裕のない私の、極私的で断片的な思い出漫画をアーカイブする目的で制作したサイトです。

私はいわゆるリア充でも引きこもりでもなく、また自分を自虐的に笑ってしまうことも出来ない高校生・大学生でした。なので漫画のようなロマンティックでドラマティックな恋愛や友情はありません。

シリーズ:【春sideB】「再会。」
シリーズ:【春sideB】「再会。」より

ただ砂を噛むような現実の中で、人を好きになり、好きとはどういうことか、つきあうとは何か、人間とは何かをずっと一生懸命に求めていたような気がします。あの真夜中の、どうしようもない孤独感と寂しさを、一つも上手くいかない人間関係と恋愛を、私は「青春」として今、思い出しています。

「イラスト一覧」より「指摘のマキタ。」
「イラスト一覧」より「指摘のマキタ。」

僕は誰を好きなんだろうか。自分だけを好きなんだろうか。
それでもきっと、また君を好きになる。

そうした何も面白みもない青春の蹉跌に、わずかでも共感したり感傷的になったりしていただければ望外の喜びです。

→主な登場人物

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