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2:2016.11.1 (22:45)

「セキグチとヨシダ①。」

「セキグチとヨシダ①」

僕がどんなに考えて、どんなに真面目に行動しようとも、
美術部、天文部、演劇部それぞれの彼女たちは、
僕などいないものであるかのように行動する。

結果として「ちからもち」以外の一切に役立たずだった僕は、
大学生になっても夫である今となっても、
一向に変わることなく役立たずだ。

→シリーズ「セキグチとヨシダ。」

3:2016.11.2 (23:25)

「セキグチとヨシダ②。」

「セキグチとヨシダ②。」

セキグチは僕のことなどどうでもよかったが、
何となくやることやらないのは嫌いで、
それはそれで僕は信用していたと思う。

ヨシダは優等生で大人しくて真面目だったが、
スイッチが入った時はやはり別人のようになり、
僕は激しく振り回され、振り回されることに慣れていった。

→シリーズ「セキグチとヨシダ。」