1:2016.11.1

「セキグチとヨシダ①。」

「セキグチとヨシダ①」

僕がどんなに考えて、どんなに真面目に行動しようとも、
美術部、天文部、演劇部それぞれの彼女たちは、
僕などいないものであるかのように行動する。

結果として「ちからもち」以外の一切に役立たずだった僕は、
大学生になっても夫である今となっても、
一向に変わることなく役立たずだ。

→シリーズ「セキグチとヨシダ。」

2:2016.11.2

「セキグチとヨシダ②。」

「セキグチとヨシダ②。」

セキグチは僕のことなどどうでもよかったが、
何となくやることやらないのは嫌いで、
それはそれで僕は信用していたと思う。

ヨシダは優等生で大人しくて真面目だったが、
スイッチが入った時はやはり別人のようになり、
僕は激しく振り回され、振り回されることに慣れていった。

→シリーズ「セキグチとヨシダ。」

4:2016.11.5

「セキグチとヨシダ④ 。」

「セキグチとヨシダ④。」

頭のよい子が好きだったが、頭のよい子はなかなか尻尾をつかませない。
仲良くなると頭のよい子特有の全能感、万能感が
少しづつ見え隠れするようになる、その隠しきれてない何かに、
僕は誘蛾灯の如く惹きつけられたのだ。

→シリーズ「セキグチとヨシダ。」