2025.6.2
「昭和のりぼんを読む。」
昭和のりぼんを読みながら、またこの漫画を描きながら、
「僕が時代に全くついていけなくなった時期」をずっと考えてて、
もちろんSNSやら動画やらも関係あるんだけど、
・「バッドエンドが見れない・見たくない」という多数の意見に対する強烈な違和感
・「誰も傷つけないコンテンツ」という言葉の薄気味悪さ
に思い至った。
何年くらいだろう。2010年代後半だろうか。
「弱さを強みに!というキャッチフレーズをよく見かけるようになり、
またたくまに変質して「弱さで他人を縛り、ぶん殴る」という世界に突入した頃でもある。
そこから僕は一瞬たりとも拭えぬ薄気味悪さを抱いて
今に生きている。