「僕と村木。」
人と話していると、たいてい
「そんな女いるかよ」
「そんな男いねーよ」
みたいな話になりがちですが、
いますよ。
ちゃんと自分を見てくれる人はいます。
自分の見る目がないから
スルーしてるだけです。
人と話していると、たいてい
「そんな女いるかよ」
「そんな男いねーよ」
みたいな話になりがちですが、
いますよ。
ちゃんと自分を見てくれる人はいます。
自分の見る目がないから
スルーしてるだけです。
これが「ぬいぐるみ事件」の伏線になる。
世界の狭い僕は全ての責任を
自分のことにしたがった。
自分が悪いのだ。
自分のせいなのだ。
自分が知らないからだめなのだ。
自分、自分。
そんなやつは役に立たねえ。
繊細とは無縁の、
独善だけが僕の高校生活を偏ったものにしてゆく。