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1:2025.4.3 (4:18)

「変。」

先輩も全然いやそうな顔しない人だったからねえ。
つきまとわれたりはしないって言ってたけど。

大体つきまとわれるのは自分より弱そうとか
自分を否定しなそうとか勘違いされた場合なんで、
先輩は身も蓋もない系だから大丈夫だったんだろう。

僕だって気の弱そうな人に積極的に
つきまとったりはしないもの。

と言って先輩が強い女かといえば全然そんなことないんだけど。
面白いねえ。

こういう話をしてるのが一番楽しいな。
本気なら本気は見せちゃいけないよね。
ちゃんと仲良くなるまでは。

3:2025.4.2 (10:07)

「最初は戸惑ったけれどもさ。」

夫が外に出さないように縛り付けているとか、
精神的な問題でそうなってるとか、そういうわけでなく、
興味がないんです。人に。

だから病みもしないし
不満は夫の努力で解決できることばかりです。
あまおうがないとか、おトイレのクオリティが下がっているとかね。

少しばかり余裕のある暮らしをするために
嫌な思いをしてグチグチと悪口を言いながら
ため息をつくような家族であれば、

ずっと一緒にいるなんてことは無理だったと思います。
僕が菩薩並に心が広かったとしても。

6:2025.4.1 (19:49)

「日記と自分語り。」

間違いなく、この日記がなければ僕は
自分に都合の悪いことはすべて忘却し、
「あの頃はよかったなあ」と遠い目をするだけの大人に
なっていただろう。

もしくは陰キャがどう、陽キャがどうと、ねちょねちょ
どうでもいい定義にこだわる人間になっていたかもしれない。

そういう意味では、
くるくる変わる気分と憂鬱、
その反動のハイテンションと希望が
日毎に交錯する「30年前のありのままの自分」が
みしみしと詰め込まれた日記は、人からもらった手紙とあわせて
僕の唯一の財産であり、資産である。

ツイートやブログのようなweb日記は
僕は絶対に日記とは認めない。

どれだけ「これは備忘録」「これは独り言」と
主張しても僕は認めない。
それは君自身ではない。

9:2025.4.1 (2:04)

「そういう日々。」

恋愛がオワコンでもなんでも僕はもう関係ないから
どうでもいいことではありますが、

オワコンという空気を素直に信じてしまった人々が、
こうしたちょっとした出来事を理解できなくなっていくのは困る。

どんどん自分のことしか見えなくなって、
自分のことしか見えていないことにも気づかなくなる。

全員が病気になれば
病気でない人が病気と判定される。

そんな不安がある。
君は自分の横にいる人が見えているのか。
見えているのに、そんな風に考えたり言えたりするのか。