2024.4.1
2019年10月73P
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「とおいとおいとおい日没。」
ずうっと斜めからしか人と向き合えなかったから、
数少ない、「正直になってしまった瞬間」が貴重なのだ。
僕にとって。
「いまどきの温度。」
<お前の彼氏、彼氏ヅラした空気じゃねえの?>はここ最近の僕の名言です。
「かわいらしさ。」
すごい嬉しかった。
嬉しくて嬉しくて、僕は何もかも道を踏み外した。
「不安な未来に目を伏せて。」
人の世話を焼くのは熱心だったが、
自分のこととなると紺屋の白袴でどうでもよかった。
優しいからではない。
目の前のことから逃げていたからだ。
そして次第に手遅れになってゆく。
「哲学と出会った。1991」
恋愛は勝手に人を哲学者にするもんですが、
僕は完全にだめな方へ転がってしまいました。
16歳の頃の日記にたくさん登場します。
ネオ・プラトニズム。「すき」って認めたくなかったんだと思います。めんどくせ。
「人よりもまず自分を語れ。」
人の役に立ちたい、なんて思い上がりだ。
反吐が出る。
「写実主義。」
もうしんどい。だめだ。
「これが成長とは自分では思えない。」
「いつかは別れるんだからがんばっても仕方ない」と20代半ばで思うようになった。
別れるのが怖くて怖くて仕方なかった頃と比べると少し楽になった。