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1:2024.12.11 (23:31)

「ブーメランは必ず命中する。」

嘘と言っても政治の闇とかそういうのでなくて、
「日常の中でちょっとした瞬間にごまかしてしまう自分の弱さから来る嘘」
を自分も他人もどうしても許せず、
執拗に潔癖に断罪しようとした僕の季節は、
あれは少しも格好いい思い出ではなく、
ただのブーメランだった。

そこは決して美化してはいけない。

ただそういうしみったれた季節を経ていなければ、
僕は本気で「この雑魚が」などと思っている大人になっていたかもしれない。

大丈夫、なんとかなる。
キルケゴールの言う通り、今必要なのは安心と安定ではなく可能性だ。

2:2024.12.12 (23:19)

「そんな日。」

入院した時から7年経つ。
その間、入れ替わりの激しい大病院の割に、
僕の主治医はずっと稲荷のままだ。

7年も経つのに稲荷のことは何も知らない。
そりゃ雑談なんて一言もしないからね。

何も知らない人を7年も知っているというのは
なんだか不思議な気分でもあるし、
医者とは不思議な商売だとも思う。

色々大変なんだろうな。
でも僕は彼女について何も語る言葉をもたない。

3:2024.12.14 (1:26)

「夜に。」

といって「みんなのために」「みんなが笑顔になれるように」は
気持ち悪すぎて全身が拒否をする。

学生が
「SNSで陰口を叩くのは許容範囲だけど、
 本人に面と向かって直接いうのは絶対NG」
と言っていた。

どうでしょう。共感します?
僕は正気か?と言いました。
そんな考え方が根本にある人と仲良くできる気がしません。

事情や理由の詳細かつ上手な解説はもう結構です。
僕にとっては
僕と友達になるためにある一定の努力をできる人だけが
友達なのです。