恋愛者は時々自分ですら想定していなかった
アンビバレンツな行動をする。
後から考えれば、中途半端の苦しさや重さに耐えかねて、
早く誰かと上手いこといってくれというような
稚拙で単純な逃避なんだけれど、
僕にはそれを自覚することができない。
その一方で、
自分の気持ちを自分自身で追ってコントロールできてるような
状態を恋愛とは呼ばないと僕は思う。
恋愛者たちの先にあるのはどこへたどり着いても、ただ後悔。
そしてその後悔を背負ったバッドエンド。
僕はただ君が幸せになってくれれば、なんて
かったるい醜悪な嘘を誰に向かってついたのか。
僕もマキタも自尊心が充満していた。
そして僕だけが偽物だった。
セリフ
- 「私が好き言うんやったらなんでコソコソマエダくんとくっつけようとしたんや。」
- 「バカにしてんのか?」
- 「それだけは絶対許さん。」
マエダは椅子に座り考え込む表情を見せている。『私が好きと言うなら、なぜコソコソマエダくんとくっつけようとしたのか』『バカにしているのか?それだけは絶対許さない』というセリフから、彼に対する強い怒りと複雑な感情が伝わる。彼の心の内にある葛藤や恋愛に伴う不安定な心情が描かれている場面である。
