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椅子に座り考え込む若い女性の表情

恋愛者は時々自分ですら想定していなかった

アンビバレンツな行動をする。

後から考えれば、中途半端の苦しさや重さに耐えかねて、

早く誰かと上手いこといってくれというような

稚拙で単純な逃避なんだけれど、

僕にはそれを自覚することができない。

その一方で、

自分の気持ちを自分自身で追ってコントロールできてるような

状態を恋愛とは呼ばないと僕は思う。

恋愛者たちの先にあるのはどこへたどり着いても、ただ後悔。

そしてその後悔を背負ったバッドエンド。

僕はただ君が幸せになってくれれば、なんて

かったるい醜悪な嘘を誰に向かってついたのか。

僕もマキタも自尊心が充満していた。

そして僕だけが偽物だった。