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焼き魚を囲んで話す男女三人の食事風景

会話しながらゆっくり歩く三人の姿

「なんとか面白くしようとする」作為について

ある年齢を過ぎると鼻についてイヤになってくる。

面白くもないことから

観察によって面白さを見つけ出すことが

僕にとっての面白さであり、

故に「面白いだろう?」という態度に対しては

ひどく冷淡だ。

なので最近は面白くもないことを、

面白くもなくそのまま描こうとすることも多い。

さて、伝わるかどうか。

セリフ

1ページ目

  1. 女子2名を連れ
  2. 久しぶりに外に出る。
  3. 中野の「陸蒸気」に運良く待たずに入れた。
  4. 好物のキンキを焼いてもらう。
  5. 6500円の焼き魚はなかなか高級なので、絶対に食えない骨以外全てを意地汚く食う。
  6. 「お客さん 今日一番の食べ方だよ。 魚も浮かばれるわ!」
  7. 大抵の店で意地汚さを褒められる。
  8. 「ヒレもトゲもバリバリくう」

2ページ目

  1. 100mごとに休憩がいる。
  2. 「だめです」
  3. 効果音うー
  4. 「せんせー」
  5. 「せんせー」
  6. 男はいつも先にいってしまうが女子は待っててくれるのでありがたい。
  7. 僕の好きな忘年会はこのような会である。
  8. もう10年くらい、ただ「地元には何もねえ」という話をしている。
  9. 「三重もなんもねえわ。」
  10. 「なんもないです。」
  11. 「なんもないです。」
  12. 宮城出身
  13. 山形出身

焼き魚が高級な店で、マエダは骨以外を全て食べる意地汚い食べ方を褒められていた。食後、マエダは女子2名を連れて久しぶりに外に出て、100メートルごとに休憩しながら歩く。女子は彼を待ち、地元には何もないと話す。宮城出身の女性と山形出身の女性はそれぞれ自分の地元について「なんもない」と語り、この話題はマエダの好きな忘年会の定番だ。