「絵。」
絵。
大学の美術部で2学年上だった先輩は、「僕」の憧れだった。
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短歌が若者の間で、
俳句が中高年の間で時々ブームになる。
わかる気がする。
短歌はおきもちの表明が許されるのに対し、
俳句は気持ちを直接言葉で書く文字数がないからだ。
よって俳句になると心情はすべて勝手に想像しなくてはならない。
一応調べれば歌の意味は出てくるが(国語便覧のように)
そんな知識は教養とは言えない。
僕はすくなくとも先輩よりは背が大分高いので、
本来記憶で描くと見下ろした構図になるはずなんですが、
下から俯瞰した絵を描くことが多いです。
他の人を描く時もそう。
これは多分、僕がねっころがって人を眺めているのが好きなのと、
人を見下ろすのが好きでなく、チビになりたいというコンプレックスがあったからです。
背の低い人は高くなりたいと思い、
高い人は小さくなりたいと思い、
結局ないものねだりなんですよね。劣等感の正体なんて。