「マキタとオータニと曇天。」

僕は面白くないのに笑いかけてくる人間が恐ろしいので、
滅多に笑わない人が好きでした。
本編「春 Primavera」に登場する演劇部部長。
「僕」とは高校2年の時に同じクラスになる。普段は美少女風でクラスの人気者だったが、中身はゴリラ。時々とんでもない毒と暴言を吐く。が、基本的にはさばさばした、嘘をつけない女の子。
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僕は出し惜しみなく、とにかくいいところを見せようと、
絵を描いたりピアノを弾いたり付け焼き刃の学識を披露したり、
全然効果のない間違った方向へ力いっぱい暴走していた。
言葉では何ひとつはっきりしたことを言わなかった。
大分後になって熱情を弾いた時の録音のかけらが残っている。
暴走しててへったくそだ。