「ジブンガタリ。」
最近、一週間にいっぺんくらいは
このようなきもちをもてる日が出来た。
これが40代の苦しみを突破したということなのか、
これから始まる更なる苦しみへの予兆なのか、
それは僕にはわからない。
しかしどう笑われようと
自分語りは必要なのだと固く思っている。
「時代が違いますよ」はもう聞き飽きた。
僕のしあわせは僕自身が「しあわせだ」と感じなかった時間にこそ存在する。
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最近、一週間にいっぺんくらいは
このようなきもちをもてる日が出来た。
これが40代の苦しみを突破したということなのか、
これから始まる更なる苦しみへの予兆なのか、
それは僕にはわからない。
しかしどう笑われようと
自分語りは必要なのだと固く思っている。
「時代が違いますよ」はもう聞き飽きた。
時々強い風が吹いて教室中のほこりを巻き上げる。
原型はまず無意識に目で追うところから始まる。
やがて目で追っている自分を自覚する。
しかしその感情が好きだということを
なかなか飲み込めず、否定する。
元々話好きではない上に、
余計しゃべらなくなって考え事をする日々が続く。
そうした気配を察してマキタは逃げる。
マキタが逃げるので仕方なくオータニと仲良くする。
オータニは話しやすい。放課後捕まえて長々と話す。
オータニはにやにやと聞いている。
マキタは遠くで見ている。いやそうな顔をしている。
それが僕の覚えている「最初の頃」だ。
最初の瞬間には、いつだって強い風が吹いている。
インフレーション理論=
宇宙が誕生直後に急激に膨張したことを説明する理論
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漫画内でつかわれているフォントは「君の名は。」の
ロゴで使われた、A1明朝です。
これも好きです。
僕は憂鬱だったり機嫌が悪かったりぐにゃぐにゃだったりしますが、
ねっとりするのは好きじゃないです。
【熊野寮の暮らしに迫る】紛争の根源地?中核派のアジト?減りゆく学生自治寮のリアル