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1:2020.9.22 (16:06)

「夜のうた。」

どうしてこう、人間てうまくいかないんだろう、
とずっと思っていたのです。

ビクビクしていても、堂々としていても、
たくさん話しても、押し黙っていても、
結局最後は噛み合わない。

かなしい。

結局それが常に人の顔色をみて行動している
自分自身に問題があったのだと気づくまで、

僕は心のどこかで僕は悪くない、君が悪い、
と思っていたのです。

かなしいとかさびしいとか、
そんな言葉で
君を追い詰めていたのです。

2:2020.9.22 (22:20)

「理由。」

前後もなくてこれだけだと想像するしかないと思いますが、
どうして先輩は僕に言わなかったんだと思います?

実はちょっと先輩も気があった、
僕を傷つけないように気を遣った、
自分だけ幸せになるのが後ろめたかった、

マンガならそんなバカげた都合のよい話もあるかもしれませんが、

実際のところは、
僕がまた勝手に思い込んで、勝手に傷ついて、
ポエム書いたりべらべら人にしゃべったりするのが
心から迷惑で鬱陶しかったからですよ。

好きってねえ、
はたから見れば実に醜いものです。

だからちゃんと自分で目を覚まさないと
結局つらいのは自分です。

3:2020.9.23 (17:57)

「人間だけが描くに値する。」

人間を描きたいと高校からずっと思っている。
どういう絵柄で描くかはその時の気分によるだけで、
人間の本質とはあまり関係ない。

僕は作家でも絵描きでもないので、
絵に個性も特徴も必要ない。
技術も求めてないので絵の勉強はしない。

ただ、同じテーマを求めて油絵を描いていた青年の頃と違って、
マンガは一度に色んな人間の姿を描けて便利だなあと思った。

刻々と変化する、一瞬ですら一定でない
実に不安定な存在である人間を描いていると、
どこかしら僕はほっと安心する。

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