2024.4.1
「眠る前に。」
何に到達したいのか自分でもわからないまま
何かに到達したいとは思っているのです。
伝わらないとは思いつつ、
何か伝わればいいなとも思いつつ。
大学の美術部で2学年上だった先輩は、「僕」の憧れだった。
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何に到達したいのか自分でもわからないまま
何かに到達したいとは思っているのです。
伝わらないとは思いつつ、
何か伝わればいいなとも思いつつ。
僕が一番幸福を感じるのは、
描きたい人が目の前にいて、
その人を見ながら描くことです。
だからやっぱり「性癖を丸出しにして描く」
「理想の女の子を描く」「みんなが喜びそうなものを描く」
はやりたいこととは違います。
描きたい人がいた季節から30年が過ぎ去り、
もう記憶でしか描くことしかできない今、
どうやっても満たされないそうした思いが、
枚数となって現れているのだと思います。
言いたいことは山ほどあるのに
よりによって、それ。