当時河原町エリアにあった無数の貸画廊・貸しスペースも
今ちょっと調べるとかなり数は減った。
半分以下かもしれない。
セリフ
1ページ目
- 京都のころ。
- 今はどうだか知らないが
- 京都は学生と芸術にすごく寛容な街で
- 東京では程度の低い学生のグループ展をふらっと覗いていく人なんていないが
- 狭い河原町エリアにあれだけ貸し画廊が密集してた場所はないと思う。
- 京都ではうろうろしてる老人が結構来る。
- 茶菓子目当てで画廊を巡る老人たちを嫌うやつもいたが僕は好きだった。
- 「じゃまし ますせ」
- 効果音ズズー
2ページ目
- 戦争ん時大阪おってな
- 暇そして孤独。
- 大学生と老人の親和性は高い。
- 「へええ」
- 「あんたええもん持ってはる。そやけどタバコ吸いすぎやな。」
- 「すんまへん。」
- みんなに言ってるんだろうとは思いつつちょっと嬉しい。
- 「あんたこの男の子の彼女かえ?」
- 「違います。」
- 「こんにちは。」
- 毎日憂鬱だったが殺伐とはしてなかったと思う。
ある青年が、京都の街は学生と芸術に寛容であり、老人たちがよく茶菓子目当てで画廊を訪れると語っている。彼は老人たちを嫌いではなかった。ある日、画廊で老人と会話を交わすが、老人は彼がタバコを吸いすぎだと指摘し、女性の友人を彼女と誤解する。女性はそれを否定するが、青年は日常が少し嬉しく感じていた。

