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1:2023.12.28 (1:26)

「線。」

気持ちを隠すことだけがうまくなってくると同時に、
人が自分に対して線を引く瞬間も読み取れなくなっていく。

自分の何がだめだったかを学習する機会も少なくなって、
その時点の自分を「自分のスタイル」なんて言葉で
ごまかすしかなくなる。

自由は
他人は自分ではないという
現実を前提にしないと成立しない。
僕たちは時々勘違いして他人が自分であると錯覚し、
そして勝手に傷つく。

他人の痛みを自分の痛みとして受け取けとる人間は
少しも優しくない。

この頃の僕自身がそうだったから。

3:2024.1.24 (4:54)

「青春モノクローム。」

仲がいいと思っていたのは自分だけで、
ほんとうは嫌われているんじゃないか。

なんて気持ちは大人になったところで
消えません。

「まぁいいか」
と思うのが早くなるだけです。

「ものすごく大事」と思うことが減って、
「どうでもいい」と思ったことがそうでもないことを知るからです。
白と黒が減ってグレーばかりが増えていきます。

だからまれに「ものすごく大事」、つまり感動に出会うと
一気に気持ちは30年前に戻ります。

僕はそういう気分が好きでね。
モチベーションなんてそれで十分です。

いい歳してとかおとなげないとか
そんな自分自身の言い訳を吹き飛ばしてくれるのは
どれだけ自分が人間を好きになってそれを我慢しなかったか、
その経験と思い出だけだ。

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