ページ内の表示数

1:2021.6.4 (0:16)

「僕たちに必要なものは。」

今の僕たちに必要なものは薬や言葉や、まして共感や称賛ではない。

「絶望しかけている人があれば、可能性をもってこい、可能性のみが唯一の救いだ、と叫ぶことが必要なのだ。
可能性を与えれば、彼は息を吹き返し、生き返る。」

中学高校と貪るように読んだキルケゴールのこの有名な言葉は、
今も僕のまんなかへんにある。

2:2021.6.9 (22:29)

「屋上の世界。」

90年代前半に高校生活を過ごした僕にとって、
屋上で誰かと話をすることはファンタジーではなく
ありふれた日常生活だった。

互いが無関心でいられないことも、
ちゃんと怒ったり笑ったり泣いたりすることも、
ごくごくありふれた日常の延長だった。

4:2021.6.13 (22:07)

「夕暮れの美術室。」

卒業から30年が経った。

思い出の時系列はあいまいとなり、
僕にとって大事な記憶だけが
映画のワンシーンのように鮮烈に残る。

君を描いているのを知られて
嫌われるのが怖かった。

でも心のどこかでは
知って欲しかったんだ。

いつも。

ごくまれにお知らせを送らせてください。 はい いいえ