シリーズ:しあわせの時間。207P
僕のしあわせは僕自身が「しあわせだ」と感じなかった時間にこそ存在する。
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「手紙。」
僕は手紙の中で好きとか嫌いとか、
そうした生の自分の感情を書いたことはないです。
そういうのはちゃんと顔をつきあわせて言わないと
伝わらないと思っているので。
手紙は出しても出さなくても後悔する。
ちっとも返事はなく
学校で会っても反応がなくて
じりじりとした日を過ごす時、
僕は一体君がどんな感じで僕の手紙を読んだのだろう、と
そんなことばかり想像しました。
「昼休み。」
普通の時はほんとうに普通なんだけどな。
やっぱりこの時期の恋愛はほぼ精神病だと思います。
自覚したところでどうにかなるわけでもないんだけど。