
1P漫画「青春モノクローム」400P
自分のことばかりで何一つ人を思いやることなどなかった高校生活、その失敗が怖くて嘘の笑顔と上っ面の恋愛ごっこを繰り返した大学生活、いつまでも大人になりきれない「僕」は、それでもただ寂しくて人と関係しようともがき続ける。
90年代に書き綴られた「僕」の日記を元にした友情と恋と青春の1ページ漫画。
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「きらい。」
何でも「自分のせい」「自分が悪い」にして逃げ、
ちゃんと対話することも、反省することも拒否する人間はきらいだった。
しかし、結局よく考えると僕もそうだった。
僕のイヤなところを見せられたくなかった。
青春モノクローム「戻りたい過去。」
何かにすがりつかねば立ち上がることも
出来ないほど衰弱している。
キルケゴールの繰り返しになるが、絶望を乗り越えるのに必要なものは薬や金や人情ではない。
ただ、可能性だ。