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3:2023.4.18 (21:52)

「僕たちの場所。」

傑作を描こうなんて意気込んでも僕はたいてい空回りするだけなので
とにかく枚数を描き続けることで、たまに描けるまぐれに期待しています。
ああ、久しぶりに自分でも満足した絵が描けました。

そうした自分の満足した絵は
全く人には伝わらないのが面白いところです。

11:2023.4.15 (23:16)

「マッチがもうないから。」

タバコは確かにいいこと一つもないので
消滅する運命に抗おうとは思っていない。

ただ圧倒的多数がタバコを吸い、
その中で生まれたシーンは思い出として強く甘く僕の中に刻印されており
一つの情緒として
僕はこれからも描き続ける。

15:2023.4.14 (0:37)

「僕たちにはもう戦う相手がいなかった。」

僕はよれたとっくりのセーターを着て、
思案げに俯きながらむやみにタバコをふかす先輩と出会い、
彼女がスーツを着て大人になり、
妻となり母となり、「戦う人」から「守る人」へ変容するグラデーションを
ずっと近くで見ていました。

eine Aktivistin in der Studentenbewegung(学生運動の活動家)

僕は僕の芸術で戦おうとし、戦う相手が誰なのかもわからず挫折し、
何ひとつ戦ってもいないのに敗残兵の気持ちのまま過ごしてきました。

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