2024.4.1
人物:ヨシダ一覧353P
フォロー0、ツイートは全て手書き、必ず落書きを入れる、という縛りで始めたTwitter-日々ジブンガタリ
もう誰の顔色も伺わない。
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「僕は僕の顔を知らない。」
いつだって自分の表情はよくわからない。
そうやって言われて、初めてそんなものかと思った。
ちょっと恥ずかしくもあるが、
悪い気はしない。
「自分と向き合う」というのは、
部屋に閉じ持ってうんうん頭をひねることではない。
人を鏡にして、
そこから返ってきたもので自分を知るのだ。
ひとりぼっちでは
自分のことなど何もわからない。
「昔のヨシダ、今日のヨシダ。」
僕はあまり人を褒める方ではない。
自分も含めて、滅多に優秀だなんて思わない。
でもヨシダは優秀だった。
勉強ができるというより、やろうとしたことを
確実に実現させる意地やプライドの高さが、
とても優秀な人間だった。
色んな業種の店をいくつも構えて、
でも地元から離れず、地元の中だけで生きている。
たまこまーけっとのような世界がある。
本当に、僕なんぞと続かなくてよかったと思う。
「人間だけが描くに値する。」
人間を描きたいと高校からずっと思っている。
どういう絵柄で描くかはその時の気分によるだけで、
人間の本質とはあまり関係ない。
僕は作家でも絵描きでもないので、
絵に個性も特徴も必要ない。
技術も求めてないので絵の勉強はしない。
ただ、同じテーマを求めて油絵を描いていた青年の頃と違って、
マンガは一度に色んな人間の姿を描けて便利だなあと思った。
刻々と変化する、一瞬ですら一定でない
実に不安定な存在である人間を描いていると、
どこかしら僕はほっと安心する。