2024.4.1
「芋と米にはシタゴコロがない。」
一人が好き、にも色々ある。
僕は結局、一人が好きなのではなく、
「好きな人がいて嫌いな人がいない」
のが好きな、ただのわがままだ。
でも全然そのわがままを悪いことだと思っていない。
大学の美術部で2学年上だった先輩は、「僕」の憧れだった。
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一人が好き、にも色々ある。
僕は結局、一人が好きなのではなく、
「好きな人がいて嫌いな人がいない」
のが好きな、ただのわがままだ。
でも全然そのわがままを悪いことだと思っていない。
気づいてはいたが認めたくなかった、
が正解かもしれない。
みな「これはウザい」「絶対そんなことしない」
と言うけれど、わざわざそう言うのは
自分にも心当たりがあるか
本当はわかってないからだろう。
僕は何も考えていなかった。
翌日の朝からバイトがあることも、
ゼミのレポートの提出期限が迫っていることも、
いい加減現実を見て就職活動をしなければいけないことも。
君たちは逃避だと笑うだろうか。
違うよ。
僕は人をしつこく追いかけましたが、
なぜかと言えば
滅多にちゃんとした人に出会わないからでね。
もちろん自分も含めて。
それを願望とか投影とか夢見んなとか言うけどさ、
そんなのとは違うよ。
全然違う。