「大学の庭で。」
僕を常に縛るのは
学校や社会の規則やモラルなどではない。
人間なのだ。
僕は常に人間に呪われている。
呪われて、幸せになっている。
呪われたいと願っている。
呪いには、
自分では解けない呪いと
自分にしか解けない呪いがある。
この呪いは
恋愛と言い換えてもよい。
自分にしか解くことができない、
幸せな呪いだった。
フォロー0、ツイートは全て手書き、必ず落書きを入れる、という縛りで始めたTwitter-日々ジブンガタリ
もう誰の顔色も伺わない。
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僕を常に縛るのは
学校や社会の規則やモラルなどではない。
人間なのだ。
僕は常に人間に呪われている。
呪われて、幸せになっている。
呪われたいと願っている。
呪いには、
自分では解けない呪いと
自分にしか解けない呪いがある。
この呪いは
恋愛と言い換えてもよい。
自分にしか解くことができない、
幸せな呪いだった。
好きって感情って相当気持ち悪いですよね。
僕もずいぶん経験しました。
すくなくともレモンやサイダーのような
爽やかさはどこにもありません。
泥沼で滑って転び
やけくそになって
泥まみれで踊っているような、
なんだか哀れでもあり
楽しくもあり
そんな毎日でした。
大きな大学でしたので、
学生食堂はレストラン街のようにたくさんありましたが、
僕が愛用していたのは、
校舎から離れた、老朽化はなはだしい
別館の食堂でした。
ただだだっぴろくて、
ほとんど学生はいませんでした。
おしゃれに着飾って、
キラキラした同級生たちが校舎へ歩いていくのを見ながら、
僕はいつまでもそこで腐っていました。
6年間も腐っていたと考えると、
長い長い夢を見ていた気持ちがします。
今も僕は、そんな食堂が好きです。
僕はマゾヒストではないので、
傷つくセリフに喜ぶわけもなく
さりとて落ち込むこともできず
ただ矢のように刺さる先輩の言葉を
飲み込む以外に出来ることはない。
マゾヒストはいつも一方的だ。
ただ欲しいものを求めるだけで、
自分が与えることをしない。
自分をよく見てほしければ
人をもっと近くで
もっとよく見るしかないのだと
大学生になってやっと気づいた。
僕はいつも人より遅かった。
何も、かも。