ページ内の表示数

8:2024.2.7 (2:13)

「マキタとムロイ。」

オータニはマキタのことをなんでもわかってるので、
マキタは素直に自分の気持ちを言えなかったんだろうと思います。

遠くても近くても話ってできないもので。

そういや僕は自分のつきあっている人を
彼女とか相方、パートナー、恋人、
どう呼ぶのも非常に苦手でした。苦手というか苦痛ですらあった。
そういう「彼女」「彼氏」というステロタイプに
激しい嫌悪感がありました。

結局ぴったりくる呼び名を思いつかないまま、
結婚してしまったので今となってはどうでもいいことですが。

彼女。カノジョ、かあ。

いろんな動画を見てると同じような考えの人が
「僕の彼女さんが」と言ってましたね。

それは更にいやだな。

11:2024.2.6 (3:42)

「さみだれデイズ。」

最初からざっと描けば短時間でこのざっとしたぼんやりした感じに
たどり着けるはずなのに、
わざわざきれいな線を引いて影もつけて
きっちりと描いたあとに徐々に雑に変えていく。

10分くらいで描いたように見せたいために
4時間を使うという無駄の極みばかり繰り返している。

こうやって言わなければ10分で描いたんだろうな、
くらいの感想しか湧いてこないだろう。

AIがものの数秒で50時間くらいかかるような密度の絵を生成してみせる。

その逆をやってみてはどうだろうかと思った。
あんまり意味はなさそうだ。

でも絵を描くことになんて元々意味はなかったのだと僕は思う。

15:2024.2.5 (3:18)

「にんげんとぼくのうた。」

未読の方は「村木」本編をどうぞ。

どうしてこんなにも
大して経験が多いわけでもなく、
上手くいったわけでもない思春期の恋愛にこだわるのかと言えば、

例えば勉強、例えば絵、例えば音楽、
極言するとそれらが永遠に終わらない自分との内的な闘争だったのに対して、
恋愛だけは自分ひとりでは絶対に成立しない出来事だったからです。

人を想って苦しむのは
悪いことじゃないと僕は思っています。
どうせなら中途半端じゃなくて
もっともっと苦しむといい。

上辺だけ優しくしてくれる、関係のない外野の手を自ら振りほどいて。

ごくまれにお知らせを送らせてください。 はい いいえ