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1:2020.10.10 (15:55)

「よいものだよこれも。」

新鮮味もなくなって、なんだかだるい空気に包まれる。
それはそれで僕は好きだったし、
そういう時ならではの気まずさとか不安とかが、
また養分になって人と向き合う養分になってゆく。

一度すごく好きな人とつきあって別れたことがあれば、
もしかしてまた同じようになるかと思うと
怯えて踏み出せない気持ちもわからないではないが、

結局何度も出会いと憂鬱と破滅をゆっくりと繰り返し、
一連の流れの中で、自分を飾らないことを覚えていくのだと思う。

いつも言うけれど、
飾らない自分でいられるかどうかは自分の心がけではない。
飾らないでいられる人間に会ったか会わなかったかだけの話だ。

4:2020.10.12 (11:49)

「思い込み。」

わかりますわかります、
と繰り返す人間がまるで何もわかってないのと同じで、

人に言われるまで
自分のことに気づかない。

言われてさえ、なかなか認められない。
認められなくて、過敏に反応する。

その反応する姿はひどく言い訳がましく醜く、
どんどん大事な人との距離が離れてゆく。

のを見ていながら、見てみないふりをする。

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