2024.4.1
「ランボオの詩のような。」
浪人の頃、ランボオの詩に夢中になった。
あれがまた見つかった。
なにが? 永遠が。
それはいっしょに消えた海
太陽と。
(清岡卓行訳)
京都は海でなく川だったが、でもこの絵のような時、いつも思い出した。
大学の美術部で2学年上だった先輩は、「僕」の憧れだった。
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浪人の頃、ランボオの詩に夢中になった。
あれがまた見つかった。
なにが? 永遠が。
それはいっしょに消えた海
太陽と。
(清岡卓行訳)
京都は海でなく川だったが、でもこの絵のような時、いつも思い出した。
雨を描くのはとても楽しい。
雨の日にだけできる会話ってたくさんあったよな。
<時代が違うだろ>と、大人だけでなく子供からもすぐクレームが飛んでくる。
が僕は、大人も子供も世界や社会や地球規模の視点でなく、もっともっと近くの、目の前のことをじっとよく見た方が幸せになれると頑なに信じている。
学校が嫌いだった人は、卒業式なんていらんよめんどくさいって思ったかもしれない。僕も学生の時はそう思った。
けど最後くらいはやっぱちゃんとしたかったな。
終わらないと始められないもの。なんだって。