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2:2024.1.23 (1:26)

「海辺のバス停。」

僕は「描くのに人知れず苦労して苦労して、それが画面に全く現れていないさらっとした絵」をいい絵だと思っています。
これは高校生の時にノムラ先生が言った言葉の受け売りで、
先生も自分の先生から聞いた言葉なのかもしれません。

僕はまださらっと描こうとすると不安で不安で、
あっちこっち無闇に線を描いているうちに
すごく苦労して描いたっぽい絵になってしまいます。

それはそれでよいのかもしれませんが
いい加減そこから脱出したいといつも思っています。

思っているだけで、
やっぱり心の中では「こんなに苦労して描いたんだ!」と言いたい自分もいて、
あーあ、とうつむきながらまた次の絵を描き始めます。

3:2024.1.23 (23:30)

「ソファ。」

どうやっても世界でうまくやっていくには
根回しや気遣いといった大人世界の常識が必要で、
僕もそんなねっとりとした優しいような冷たいような空気の中で
あんまり深くものを考えないで生きています。

が。

絵を描きたい時、人と仲良くなりたい時
つまり寂しい時、
自分が自分でなければならない時、

世界を見下ろして大人の態度ばっかりとってると
ほんとうにつまんねえんだ。

僕はいつもそう思う。

4:2024.1.25 (20:22)

「スケッチ。」

今までなーんにも考えたことなかったんですが
絵柄を根本から変えようとするとペンの持ち方から
変えなきゃいけないなんだなあと最近思い知りました。

僕ねえ、自分が不器用だと本当に思ってるんですが、
心のどこか、多分2割くらいでは「とは言え出来る」とも
思い込んでいる。思い込もうとしている。

やってみると全然できません。
しかし全然できないことを知るためには
やってみないとだめで。

いつまでこんなことやってんでしょうね。
学生みたいなこと。

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