2022年1月66P
ページ内の表示数
「それではまた、お便りします。」
星は 見つめます 母上のように とても 優しく。
「OBはいらない。」
僕が学生の頃はまだこういうOBいっぱいいてね。
もう絶滅したでしょうか。
多分好きなもので仲良くなるより、
嫌いなもので仲良くなった方がより深く長く関係が続く、
と理解したのもこの頃だったと思います。
「禅。」
自然の摂理。
「ムロイガタリ。」
ムロイは確か南山に行って、
友達と一緒に一回だけ京都に遊びに来たような気がします。
高校の時はもう何でもかんでもセルフ=ハンディキャップで
とにかく「自分はダメ人間」を連発して保険をかけまくるので、
マキタや先輩のように黙って筋を通す昔のヤクザみたいな人が好きだった僕は、
イライラして怒ったこともありました。
怒っても全然聞いてなかったけど。
「自称」コミュ障ですからね。
コミュ障なんて言葉は当時ありませんでしたが。
「願わくば。」
考えなきゃいけないことは
少ない方がいいんだ。
「大学の庭で。」
世界全体が小学校の学級会みたいだと感じるんだ。
「爆誕。」
カフカ、そう、結婚とはカフカである。
「昭和。」
同じ地区の男子は、ピアノ習ってるだけで「女みてえ」と仲間はずれにするから苦手でしたよ。
「ジブンガタリ。」
出来ることも多すぎた、なんて書くと
自信過剰のようにも見えますが、
そういうわけではなく、
やろうと決めた瞬間に飛び出していける、
気力も体力もあったということです。
立ち上がって一歩踏み出すのさえ億劫な今、
不毛な懐古はよくないとは思いつつも
毎日毎日後悔して
それが原動力となっています。
「欲望という名の。」
「俺は部屋を広くしたかっただけだ」
とはまだ言えてない。
「三叉路。」
いいひとになるのは簡単だけれど、
本当に優しい人になるのは
もう無理なんだろかって諦めるほど難しく。
「仮面。」
眠れぬ夜に。
「ジブンガタリ。」
人が羨ましかった、という思いは思い出にはなりませんが、
人が羨ましくて何かしたことは思い出になっている。
それが君たちから見ればストーカーであり、嘘つきであり、気持ち悪く見えても、だ。