「どこになにがあるのかも。」

「言わなきゃわからない」なんて言えない。」

ちゃんと言ってくれなきゃわからないよ。
それはそうだ。
それはそうなんだが、

そんなこと言っても何の意味もないんだ。

「ポンコツ家族。」

「少なくとも僕は。」

「それは甘え」や「自己責任だろ」で切り捨ててはいけない不遇な人はいっぱいいるのでしょうが、
少なくとも僕のは純度100%の甘えであり、自己責任でした。

傷ついて当然の結果です。

「石の卵。」

さみだれちゃんの内面を描いた「石の卵」シリーズは、どうやら本人も気に入ったようで、僕の下宿にくると、すみっこの「石の卵」の下で、じっと体育座りをするのでした。

「「もうすぐ17年。」

家内ちゃんのいいところは人の悪口を言ったりバカにしたり絶対にしないところだが、

それはいい子だからではなく、他人を人間として認識してないからなのだ。

いい子は一緒には暮らせない。
中身は腐ってるからな。

「メランコリア。」

青春など面白くもなんともない。

「僕のいる場所が居場所だ。」

青春など面白くもなんともない。

「繊細な君へ。」

僕たちはエスパーではない。
本当に繊細な人間はまるで優しくなんてない。
自分にも他人にも気持ち悪いくらいイヤなやつだと僕は思う。

人の気持ちがわかるということはそういうことだ。

「それでも俺は働くのだ。」

「自信の所在。」

実は妙な自信というか変な自意識があるから「自信がない」なんて言い訳ばかりで何もしない。

自己肯定感とかうるせえ！って感じです。

「取り残されて。」

僕の16年は無意味だったんだろうか。

「無関心ではいられない季節。」

傷つくのもやがて飽きる。

「よい絵。」

練習途中の絵とか落書きとか自作のメイキングとかを晒し、自分で説明するのは「だっせえ!!」ってなりますな。

ジブンガタリはさんざん語る癖にねえ。
漫研と美術部の違いってその辺なのかもしれない。

「ひつじだか何だかの沈黙。」

「バッドエンドは終わらない。」

弱い自分を認めるのと慣れるのとは違う。
「弱い自分を認める」なんて、言葉で言うほど簡単じゃない。

弱さに慣れないで欲しい。
未来のない僕には他に言える言葉がない。