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ぴくちゃんとハセガワが会話する漫画の1ページ

ぴくちゃんは誰が見ても立派な分裂病でしたが、
こちらが引いてしまわないで相手をしてあげていると、
色んな特性を見せてくれました。

言葉に強く執着するんですよね。
連想ゲームというかダジャレというか、
本気で何の意味もない文章から意味を見出そうとするのです。

そしてその自分が見つけた陰謀だったり裏の暗号だったりを
僕に必死で説明しようとします。

往々にして統合失調の患者がそうであるように、
ぴくちゃんも薬を飲んでいるうちにあっと言う間に治りましたが、
どの時点で治ったと言えるのか、僕にはわかりません。

大きな世界的組織の陰謀の中で、
殺される運命にあるヒロインだと自分を思い込む彼女を、
一体誰が不幸と断定できるんでしょうか。

目が覚めた方が不幸なのは
誰だってわかっていることなのに。

紙袋を脱いだ女性が驚き、背景に紙袋の人物が並ぶ漫画

口ではどう言っていても、
やっぱり誰かしらの共感を誘うような
表現を使ってしまっていると反省する。

誰にもわからないような言葉を使えば
更に自己満足の世界に閉じこもってしまうのかもしれない。

でも世界は誰でもわかるように出来てはいない。

僕は目が悪い。

紙袋が何を言っているのか、
僕にはぼんやりとしてよくわからない。

高校生ハセガワが距離感に悩み、大学生ハセガワとマキタが対話する漫画の1ページ

解決できない死にたさというのを、
僕はひかるに会うことで初めて知ったのです。

解決できない、というよりも
死ぬことが唯一の解決なのです。

やる気がでないとか、友達が嫌いとか、
そういうことではなく、

死にたい、という死に向かう能動的な衝動があるわけでもない。

ひかるはただ何故自分がこうしているのかが
本当にわからないのです。

存在そのものに違和感をもっている。
逃げてきた理由など訊いても無意味です。

タバコを吸うオズ先輩と男性の横顔

幸せとは、みたいなことは時々考えます。
その時によって思うことは違うので、
もちろんこれが幸せ、みたいなものはないんですが、

大学生活を思い出している時に
やっぱり強く思うのは、

「いい言葉をくれる人」ではなく、
「よさげな言葉を断罪してくれる人」
が近くにいたことは、

まったくもって、シアワセと言うしかありません。

大人になればなるほど、その折々で出会った「大人」こそが
価値あるものだとわかります。

いつも一歩先を歩いていく人たちに追いつこうと、
背伸びをすることもまた、幸せな思い出です。