一覧
読み込み中...

ぴくちゃんとハセガワが会話する漫画の1ページ

ぴくちゃんは誰が見ても立派な分裂病でしたが、

こちらが引いてしまわないで相手をしてあげていると、

色んな特性を見せてくれました。

言葉に強く執着するんですよね。

連想ゲームというかダジャレというか、

本気で何の意味もない文章から意味を見出そうとするのです。

そしてその自分が見つけた陰謀だったり裏の暗号だったりを

僕に必死で説明しようとします。

往々にして統合失調の患者がそうであるように、

ぴくちゃんも薬を飲んでいるうちにあっと言う間に治りましたが、

どの時点で治ったと言えるのか、僕にはわかりません。

大きな世界的組織の陰謀の中で、

殺される運命にあるヒロインだと自分を思い込む彼女を、

一体誰が不幸と断定できるんでしょうか。

目が覚めた方が不幸なのは

誰だってわかっていることなのに。