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泣くハセガワとタバコを持つオズ先輩の漫画

自分が「本当はこうしてほしかった」という
さみしい気持ちでそれを人にしてあげても、
大抵自分勝手で押し付けがましい善意になります。

人に優しくしてもらったことがなければ、
人に優しくすることはできないのだと僕は思います。

そう言うと、
じゃあそんな経験のない自分はどうしたらいいんですか、
だめなんですか、と訊かれます。

なんて答えて欲しいんですか。
大丈夫だよ、これからいいことだってある、
なんて僕は絶対言いませんよ。

わかりません、と答えます。
それは君次第です。

男性と女性が会話。女性は恋愛や人間関係に無関心で自己嫌悪を語る

もちろん話なんか最初から合うとは思ってないわけで、
人間に共通する普遍的な暗部をついて、それに沿って
話を合わせていく、というのが僕の距離の近づき方なのですが、

なんかこう、単純なところは単純すぎ、
警戒するところは警戒しすぎで、
若干成長したAIと話してるような違和感があった。

確かにこれだと人を好きにならないのも何となく理解できる。
何かがあって好きになれないのではなく、
好きになる能力がそもそもまだ生まれていないのだ。

いよいよもうおじさんは雑談さえ許されないんだろうか。

制服姿のマキタが大きな木の前で立つイラスト

僕たちの高校の、一番人通りのない裏側に、
奇怪な形の巨大な木がありました。

僕はそれを「ラスボスの木」と呼んで、
人に見られたくない時の
待ち合せ場所によく使っていました。

授業中、小さな付箋に「ラスボス」と書いて
お互いの教科書に貼りつけたりね。

夕暮れ。
誰もいない校舎裏のラスボスの木の前で
一人ぼんやり立っているマキタは

勇者のようでもあり、

迷子のようでもありました。

僕はひどく年齢を気にします。
高校生なら許せるが、それ以上なら許せない、
というような頭の固い価値観をたくさんもっています。

普段そんなものは外に出しません。
面倒になるだけなので。

でも心の中では冷えています。

いつまでも「高校時代のトラウマがトラウマが」、と
自分で自分を復活させる勇気を持たない人間を見ると
頭に来るのです。

そして自分と同じような、そんなタイプの人間を見て、
腹を立てるどころか仲間意識を抱く、

僕が最も許せないのは、そういうのです。