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さみだれちゃんが地面を見つめて座るイラスト

相手は自分をどう思っているのか、
好きだと言っているが本当なのか、
そんな思春期の不安は、
何度か人とつきあい別れるうちに自然と消えてゆき、

一緒にいたいなら、いたい時、いたいだけいればいい、という
気持ちに変わっていきました。

二人で一人だ、と無意識に縛っていたものが、
一人と一人でいい、と思うようになった。

その辺からだと思います。
人と出会うのも別れるのも、怖くなくなったのは。

美術室でハセガワが絵を描き、セキグチとムロイが会話する

こういう、自分では認めたくないこととか、
無意識にやってる逃げグセとか、
学生時代に友人や恋人に指摘されて
初めて気づいて方向修正していくものだろうと
僕は思っているのですが、

例えばツイッターやネットニュースには、
極端な失敗例ばかりがいくらでも流れていて、
それをずっと見ていたら、
何もできなくなるのは当たり前の話だと思う。

そういうネタ群と「上手くつきあっていく」なんて
無理じゃないかなあ。僕はできないな。

だから早く飽きて欲しい。
僕が学生に言うのはそれだけ。
逃げグセって大人になってからは絶対治らないから。

喫茶店でタバコを吸いながら本を読むオズ先輩とハセガワ

詩の世界は、僕の大学時代の一つの象徴だ。

古今東西の名著と呼ばれる文学…ゲーテやらドストエフスキーやら
あるいは夏目漱石やら太宰やら三島やら、
10代の頃に読みふけったロマンティックな世界にやがて飽き、
ノイエ・ザハリッヒカイト的なものを求めて
哲学や物理学、あるいは宗教学的なものばかり読んでいた。

詩はカビ臭い、自己満足的なもので、
読んで何があるわけでもない、と思っていた。

それを180度ひっくり返したのが、
このマンガのような体験である。

結論を言えば、やっぱり何があったわけでもないとは思う。
ただ、詩の中…とりわけ現代詩の中…には人間がいた。

その一つ一つの言葉の中に、
学問よりもずっと僕の心を穿つ、

人間がいた。

夫と家内ちゃんが落ち込み、女性が喫煙する漫画

「今一番がんばらないといけない時だ!」
と大震災の時に思って、

ずっとそう思って、

何もがんばらないまま10年が過ぎました。
なので何も変わっておらず、
ただ歳を食ってずっと体調が悪いだけです。

この世界は
死にたい、と言う人間に対して
じゃあ速く死ねと石を投げる世界です。
黙っておくということが出来ない世界です。

世界がつらいとは思いません。
つらくない世界を作るのに失敗したのがつらいです。