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ハセガワが女性と男性のカップルに嫉妬する様子

人をあるがまま受け入れる力……包容力は
まず自分を受け入れるところから始まるので。

それが出来ていなかった20歳の僕は
何が起きてもあらゆることに嫉妬するだけの
泥人形のような存在でした。

その嫉妬や包容力のなさ、
間違った正義感、猜疑心、

それらが僕を彼氏ではなく「彼氏ヅラ」にさせ、
だんだんと破局に向かっていくのは
マンガ「村木」の通りである。

男女が会話する様子。女性は不満げな表情

なんとかケンカや気まずさ、葛藤を回避したいと願う人間ほど
正解を自分の中以外のものに求め、
結局捨てられ、嫌われる。

つまり彼女が何を怒っているのか、
彼女自身、あるいは自分自身ではなく、
雑誌の一般論やネットの煽り記事に正解を求める人間だ。

これは勉強ができるできないとか、
性格がよいわるい、家庭環境がどうのこうのの話ではない。

適当に自分をごまかして
なんとなく生きてきた結果でしかない。

僕は捨てられる。
それに気づくまでどの世界線を生きても捨てられ続ける。

自分のことばかりに真剣になっている人を、
自分以外の人間は好き勝手に笑うが、
しかし

その季節は絶対に必要なのだ。

高校生が恋愛における自意識について語る漫画の1ページ

自分のことしか見えない季節だから
人を好きになっても実は人ではないものを好きになって
失敗するわけですけれどもね。

コンプレックスはじゃんじゃん
持っていいんじゃないでしょうか。

でもコンプレックスを
自虐でネタにする癖をつけると
ろくな大人にならないのでね。

別に頭おかしい病気になってもいいと思う。
思春期なら。

死なない程度に
思いっきり落ち込んだ方がいい。

学生食堂でハセガワとオズ先輩が会話する様子と、タバコを吸うオズ先輩の横顔

大きな大学でしたので、
学生食堂はレストラン街のようにたくさんありましたが、

僕が愛用していたのは、
校舎から離れた、老朽化はなはだしい
別館の食堂でした。

ただだだっぴろくて、
ほとんど学生はいませんでした。

おしゃれに着飾って、
キラキラした同級生たちが校舎へ歩いていくのを見ながら、
僕はいつまでもそこで腐っていました。

6年間も腐っていたと考えると、
長い長い夢を見ていた気持ちがします。

今も僕は、そんな食堂が好きです。