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「隣の席の。」

オータニを入れると明るい絵になる。
僕とマキタだけだとじめっとしている。

もう何枚描いたかわからないけれど、
今日も同じような絵を描いている。

あっと言う間に4、5時間経っている。
毎日毎日描き足りない。

なにかに夢中になると何も見えなくなり、何も聞こえなくなる。
友達と図書館で本を借りて、
読みふけっているうちに友だちは怒って帰ってしまう、
なんてことが度々あった。

もっともっと集中したい。
何もこれ以上考えなくて済むように。

「謝ってなんか欲しくない。」

何度も何度も同じ話をします。
僕にとってとても重要だったからです。

距離感の話ともつながってくるんだけれど、
「好きじゃない」って言われたらもう出来ることは何もなく、
どれだけ良心が傷もうが、
苦しくて死にたくなろうが、
一人で苦しめという話なんですよ。つらいお話ですが。

思春期の恋愛で学習することはそれだけです。
男女は関係ないと思います。

そして一人で苦しむだけでなく、
そこで立ち直らないといけないわけです。
立ち直る力もまた、年齢がかさむことで弱くなっていきます。

大仕事ですよ。特に自己愛の強い人間にとってはね。
そうした傷をずっと引きずり続けることもまた、相手にとって不快かつ迷惑です。

弱い人間は全てを何かのせいにして逃げる。無意識に。
家庭のせい、毒親のせい、友達のせい、俺のせい。
「俺のせい」は典型的な逃避でしょう。自分のせいにしとくのが一番簡単ですから。

罪悪感があるのにまだ何かしたい、してあげたいと
感じる気持ちの正体は良心や優しさではなく単なる逃避であり、
ただ自分が弱いだけなのです。
そんな人間にして欲しいことはありません。

もっと苦しむといい。
そこは色んなイベントの中でも、
先送りしてはいけないことだと僕は思っています。

恋愛は生理的欲求と強く結びついているので、
他のことよりも人間の地がでやすく。

これは人から聞いた話ではなく、
僕自身の話です。
だから茶化して優しい言葉に変換するのは嫌いです。