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「背中④。」

美術的な考え方とイラスト的な考え方の
一番大きな違いは、要するに「線があるかないか」ということで、

美術では「お前、鼻とか体に線あんのか?」と
最初に教えられます。

そう言われてしまうとそうかあと思ってしまって、
「線は最後に消すもの」って感覚がしみついちゃうんですよね。

じゃあ線だけで描く日本画はなんなんだ、って話になりますが、
なんかこう、デッサンやってる時にそんな話しても
誰も答えてくれないんですよね。基礎だから黙ってやれ的な。

こんなに石膏デッサンばっかやってんの日本くらいな気がします。
子どもの頃から漫画が好きで、ひたすら漫画を描いてた人に比べると、
妙なすりこみが邪魔をする分、漫画っぽく描けるだけで僕は一苦労です。

そういうこともあって、
素直に人から教わる気になかなかなれないというのもある。

「ヨシダ。」

「君の前でだけ本当の自分を見せられる」とか
「君といるとなぜだか落ち着く」
みたいなのが当時非常に嫌いでですね。
口説き文句としてもそうだし、本音ならなおさら。

なんかこう、都合のいい時だけ人に甘えたがる感じが。さ。

なので最初からフルスロットルで人に甘えればいいんじゃないかと思います。正直に。
すぐ嫌われますけどね。

嫌われてなんぼですよ。高校生なんて。

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