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「自虐の歌。」

はっとした。

確かに僕には優越感があった。
出来ない人を出来るようにしてやろうという
歪んだ願望があった。

でもこんな二の句が継げないようなことを
僕に言うのだから、
どこかに救いはあるはずだ、と思った。

それでも結局は本人の意思だけが進む先を決定する。
僕の言う通りにして失敗し、
一生僕のせいにするのもまたいいだろう。

しかしそれではあまりに哀しい。

「冬のアトリエ。」

築何十年なのかもわからない、
当時でさえ幽霊屋敷のようなサークル棟の、
最上階に位置するアトリエは、
夜とても絵なんて描いてられる気温じゃなかった。

暖房は足元に置く、
小さな独り用の電気ヒーターのみ。

それでも僕はこのままでよかった。
先輩と並んで描ける、このままがよかった。

「減っていく感動。」

もうそんなに感動することってないからね。
自分でなんとか知らない見ないようにしていかないと。

未知のものをすぐ調べるのは優秀な人間の証拠だと思う。
でも優秀な人間が楽しい人間かと言えばそうでもない。