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「ストビュー散歩【綴喜郡田辺町】。」

大学はあらゆる方向に価値観が広がってゆく数年だった。

とりわけ、野菜も魚も嫌いで極端な偏食だった僕が、
嘘のように嫌いな食べ物がなくなったことが思い出深い。

そして自分の価値観(好き嫌い)を頑なに守ることが
「自分がある」ということではなく、

なんでもいいからとりあえず食べてみることが<楽しい>への近道なのだと、
身を持って知った。

食べ物で気づいたことを人間関係へと敷衍するまでに、
そう時間はかからなかったと思う。

「2017年11月23日。」

僕が僕という人格を形成する上で、
もっとも大きな役割を果たしたのは思春期の人間関係、主に恋愛です。
なのでそればかり描いてます。

一方で、40代で一番考え方を変えた出来事は病気です。
でも近い経験を描くとただの病気自慢になりそうで、
あまり多くは描いていません。

僕は休むことが嫌いでした。
朝から晩まで何か勉強していないと落ち着かない性分でした。

今はほとんど情報を見ることもなく、
ぎりぎり食えるだけの仕事以外何もしていません。
というより出来ません。

高過ぎた自尊心の代償なのだと退院した頃は暗くなっていましたが、
今はただ床に転がってぼんやりしていることが好きです。

未読の方は入院当日からの日記をどうぞ
入院日記まとめ

「字下手なのと繰り返しながら書いてくれた君の手紙は。」

本人の字シリーズ。

絵も字も、あるいは文章でも会話でも挨拶でも何でもそうですけど、
上手な人が上手そうにする何かより、
下手な人が下手ゆえに丁寧にする何かの方が
僕はずっと好きです。

でも下手な人がびくびくと顔色を伺いながら、
あるいは最初から投げやりに
何かをしているのは好きでないので、

多分上手とか下手とかは関係なく、
精一杯が好きなだけなのだと思います。