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「深夜1時に。」

多分遡って見ていくと、正面向きのマキタをしっかり描くようになったのは
ごく最近ではないかと思う。
ずっと苦手だった。
絵でさえ人がこちらを見ているのは苦手だ。
横顔が圧倒的に多いのはそのせいだ。
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多分遡って見ていくと、正面向きのマキタをしっかり描くようになったのは
ごく最近ではないかと思う。
ずっと苦手だった。
絵でさえ人がこちらを見ているのは苦手だ。
横顔が圧倒的に多いのはそのせいだ。


火鉢はまだ僕の家では使われていた。
七輪でサンマを焼いたりもしていた。
ストーブは石油ストーブで、
エアコンはどの部屋にもなかった。
日が落ちて6時くらいには真っ暗闇だった。
パチパチと炭のはぜる音は今も好きだ。



家内ちゃんは「アレとって」「醤油?」「違う…ええと」
という会話が面倒で嫌いなのだ。
これはちょっと極端にしても、
「あなたが誰に何をさせたいのかわからない」は
上京してからどこへ行っても言われる。
土地のせいなのか長谷川家の話し方が雑すぎるのか、
それはよくわからない。



自分が青春モードで向かいあっている限り、
それに応えてくれる人は必ずいる。
たまたま僕の周りには、
何十年も前に置き忘れたままの疑問に
ちゃんと合わせてくれる人がいるというだけだ。