2021.1.17 (15:14)
マキタは僕を好きでない。
何となくぼんやりと決着がついた空気になって
元の関係に戻るか、きっぱりと諦めて距離を考えるか、
決めなければならない時に、
マキタが助け舟を出した。
僕は動揺して無視した。
これが最後だった。
卒業式の「その節は」まで
僕たちはほとんど目も顔も合わせることはなかった。
マキタは僕を好きでない。
何となくぼんやりと決着がついた空気になって
元の関係に戻るか、きっぱりと諦めて距離を考えるか、
決めなければならない時に、
マキタが助け舟を出した。
僕は動揺して無視した。
これが最後だった。
卒業式の「その節は」まで
僕たちはほとんど目も顔も合わせることはなかった。