逆に言えば素直な反応をする人間の方が少数だった気もする。 とにかく大人が「そうであれ」と期待することを すべて裏切ってやりたいという反抗的な気分で満ちていた。
逆に恋愛とか友人に対しては自分でも奇異なほど素直で、 しかしそれが当たり前だという思いもまだある。
何を選択するかは自分次第ではあるが、 わたくしは今思えば全て素直な方の選択をしていればよかったと 強く思う。
だからと言ってその後悔を今の自分を否定するために自虐的に使っても意味がない。 性格は変えられないが、人に対する接し方は変えられる。
セリフ
1ページ目
- 受験のあと。
- でもわたくしも現地行った経験なくて。
- 「・・・よしっ。」
- 効果音うかった
- 効果音ワーッ
- 効果音キャー
- 「今は合格発表もパソコンとかスマホなんでしょ?」
- 「だいぶ前からそうですよ。」
- 家のポストに届いたのが
- ハガキなら不合格
- 封書なら合格というあっさりした合格発表。
2ページ目
- 多くの大学は翌朝の新聞に合格者乗ってたし
- 「親戚や近所の人からとめどなく電話かかってくる」
- 効果音RRR
- 報告に高校行ったら渡り廊下に全部貼ってあるし
- 「全部 手書き」
- (書道の先生イヤだっただろうなあ)
- 個人情報も何もなく
- 「ぶぶ部長〇点で合格やったんナ。」
- 「合格者データ」
- テレビで胴上げしてんの見て大学行きたくねーと憂鬱になる。
- 効果音こええ何この茶番
- 「おめでとー」
- 冷めていた。
3ページ目
- 「やったあああ」
- 今思うとこっちのが絶対青春ぽくて楽しかっただろうな。
- 何でも素直に反応すればよかったよ。
- 「せんせー時々言わんでいいこと言うもんね。」
- 「一言余計でイラっとする。」
- 「どうしても周りに合わせんのイヤだったんだよお恥ずかしい。」
- 「今も反省の最中だよ。」
- 効果音ちっ ちっ


