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「傷あと。」

杉ちゃんはいつも大きな耳飾りをしていた。
ちいさな耳の傷あとを隠すためだった。
絵を描いている時にたずねたら、
そんなに気にしてるわけじゃないけど、と見せてくれた。
よく見ないとわからないので近寄って見た。
ほんの少し耳たぶのあたりが欠けている。
そこにあるべきものがないということに、
わたくしは激しくドキドキした。
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杉ちゃんはいつも大きな耳飾りをしていた。
ちいさな耳の傷あとを隠すためだった。
絵を描いている時にたずねたら、
そんなに気にしてるわけじゃないけど、と見せてくれた。
よく見ないとわからないので近寄って見た。
ほんの少し耳たぶのあたりが欠けている。
そこにあるべきものがないということに、
わたくしは激しくドキドキした。




わかるかなあ、この高校生の時だけのこの感じ。
わかってもらえると嬉しいなあ。
でも本当に高校生の時って
なんでもかんでも正直に共有してたなって改めて思います。

村木として描き始めたらヨシダになってしまった。