セリフ
1ページ目
- 「お前ー言多いよ!」
- 「「どうしても言わなきゃ 気が済まないこと」って 大体言わなくて いいことなんだぞ!」
- 美術部顧問 ノムラ先生
- 反抗期。
- 「ちっ 大人どもが……」
2ページ目
- 「いい大学」 「いい会社」 「人生安泰」
- 今よりずっと 未来の選択肢が 少なかった 平成初頭
- に激しく抵抗し アイデンティティを求めて レールから脱落したのは わたくしだけでは ないはずだ。
- 「人間やったことしか出来ん」 「誰も助けてはくれん」 「倒れたやつは置いていく」
- わたくしと同世代の ビジネスマンというと ホリエモンや 楽天の社長ですよ、 そんな感じでしょ。
- なんていうか、 「同じ道を歩いてる奴は敵」 「病むのはそいつが弱いせい」 そんな空気はあったんですよ。
- わたくしは 逃げた。
3ページ目
- 自分を知ってほしい 理解されたい
- いわゆる承認欲求はある程度の年齢を過ぎると消えていく。
- 自分の居場所が出来た時から。
- なんでもネットなら言えるぜ!の時代もまた過ぎ去り、ノムラせんせいの言ってたことも正しいと思えるようになった。
- 「どうしても言わなきゃ気が済まないことは、大体言わなくていいこと。」
- 先生。数年前から行方不明の先生。
- 「お前はふられたのー!」
- 「諦めろー!」
- 今会って話をしたいよ。
美術部顧問のノムラ先生は、生徒に「余計なことは言わなくていい」とからかわれ、内心で若者への不満を抱いている。先生は若かりし頃、社会の定めたレールを拒否し、アイデンティティと居場所を求め葛藤した過去を持つ。当時の「病むのは弱いせい」という風潮から逃げ出した経験があるのだ。現代のネット社会で自身の言葉が受け入れられるようになったと感じていたが、生徒とのやり取りでは過去の行方不明になった人物を想起させられ、からかわれる現状に困惑している。


