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涙を流しながらタバコを吸う女性。テーブルにコーヒーカップ。

土曜夜のドローイング。

わたくしは下戸ではありませんが、
飲み屋よりも喫茶店が好きで、
喫茶店というよりも喫茶店でする話が好きでした。

大学生活の大半をそんな風に過ごした気がします。
朝までやってるような喫茶店がまだ結構あったこともあるし、
最終に乗り遅れた人を車で送っていくことも多かったから
酒は飲まなかった。

ついこないだも女の子と喫茶店で話をしたりしましたが、
もう2時間もするとばててきて話す気力がなくなる。
5時間でも10時間でも無限に話し続けられた日々は
もう思い出となってしまいました。

男子学生が郵便で届いた合格通知を読み喜ぶ様子。
大学合格の過剰な騒ぎに疲弊する学生
泣きながら後悔を語る男性と、言葉を交わす女性

逆に言えば素直な反応をする人間の方が少数だった気もする。
とにかく大人が「そうであれ」と期待することを
すべて裏切ってやりたいという反抗的な気分で満ちていた。

逆に恋愛とか友人に対しては自分でも奇異なほど素直で、
しかしそれが当たり前だという思いもまだある。

何を選択するかは自分次第ではあるが、
わたくしは今思えば全て素直な方の選択をしていればよかったと
強く思う。

だからと言ってその後悔を今の自分を否定するために自虐的に使っても意味がない。
性格は変えられないが、人に対する接し方は変えられる。

モノクロで、二人が抱きしめ合い寄り添う後ろ姿。

金曜夜のドローイング。

言葉が話せなくて表情もなくて、でも感情だけは伝わってくる。という経験は今も忘れられない。

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