だらだら読める一覧ページ

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「けんじ。」

音楽はずっとクラシックで
あんまり歌詞がついたものを聴かなかったかわりに、
音楽的な朗読は好きだった。

詩と念仏は口に出して読むのがいい。
意味なんかわからなくていいと思う。
時々はっとする「好きな言葉」に出会う。
好きだから勝手に覚える。

覚えてしまうと、
生活のあらゆる場面で頭から取り出して
口ずさめる。
落ち着いたり元気になれたりする。

宮沢賢治の「春と修羅」の中に
ZYPRESSEN 春のいちれつ
という一節があって、この「ツィプレッセン」を
小学生の僕はものすごく気に入った。

ドイツ語の「糸杉」だと意味を知ったのは大分あとだ。

おれはひとりの修羅なのだ
おれはひとりの修羅なのだ
おれはひとりの修羅なのだ

不思議と気分が昂揚する。

「ほっといたって。」

「ほっといてくれ」には
本当にほっといて欲しい時と
さみしくない程度にかまってくれという時と
両方あって、多分そういう空気を読めるということが
本当に空気が読めるということなんだと思う。

好きだという気持ちでいっぱいの人間には
空気は読めない。

読めないから相手の言った言葉の通り行動する。
相手は言った言葉の通りにしか行動しない人間に
更にいらいらする。
そのいらいらに傷つく様子に、もっともっといらいらする。

そういう季節。